試作品・ものづくりで一般的に使用するアルミの使い分けは、下記のようになります。
このページは初歩的な説明となるため、詳細を知りたい場合は、別途google等でお調べ下さい。

  • A5052P
    四角や削り出しの部品を製作する時に使用します。板厚の精度が高く、歪みが少ないです。
  • A5056B
    丸い形状の部品を製作する時に使用します。
  • A6063
    押出材料となっており、四角や丸などのパイプ、平角棒など様々な種類あります。形状が規格化されているため、削り出す必要がなく、精度が必要なく加工の工程数を減らしたい場合に使用します。
  • A2017
    ジュラルミンと言われ、強度があるアルミ合金となります。
  • A7075
    超々ジュラルミンと言われ、ジュラルミンよりも強度があるアルミ合金となります。

アルミニウムは錆びる

アルミニウムは錆びにくい材料ですが、時間と共に白く錆びてきます。錆の発生や、傷防止などの役割をもつ表面処理を行うのが一般的です。

  • アルマイト(白、黒、赤など)
  • 硬質アルマイト
  • 梨地アルマイトなど

アルミニウムのキズを目立たなくする方法

アルミニウムは金属の中では柔らかく、傷が付きやすいです。そのため、用途によって表面処理を行います。

  • ヘアライン
  • ブラストなど

その他

  • アルミニウムは磁性がないため、磁石は付きません。
  • 比重は、約2.7です。